なんだか嫌な予感がする・・・
人生には嫌な予感がつきものです。
でも、嫌な予感が心に残っていると、落ち着かない気持ちや不安になりますよね。
自己肯定感が低下し、ものごとのネガティブな面に注意が強く向くようになるとHSPの人は不安を強く感じ取る方向にばかり働いてしまいます。
なぜ嫌な予感がするのか
嫌な予感は、人間の感情や直感によって起こる現象です。
これは、今までに経験してきたことや、見たり聞いたりしたことなど、無意識のうちに情報を集めて分析した結果、何かが起こることを感じ取ったのです。
さらに、今まで経験したことは良いことよりも悪いことのほうが記憶に残りやすいため、想像もしやすくなります。
厄介なことに、ネガティブな思考をすると、扁桃体を中心とした不安と恐れの回路を活性化させてしまいます。
こうなるとさらに不安感が増してしまい、ループへ突入してしまいます。
嫌な予感が当たる理由
先ほどお伝えしたように、嫌な記憶ほど記憶に残りやすいです。
そのため、実際は予感が外れていることのほうが多いですが、「当たってつらかった記憶」のほうが記憶に残りやすいため嫌な予感は当たりやすいと感じてしまうのです。
嫌な予感を消すためのアイデア
1.ポジティブな考え方をする
嫌な予感がしたとき、どうしても暗くなってしまいがちですが、意識してポジティブな考え方をするように心がけましょう。
例えば、嫌な予感が当たるとしたら、その予感から学ぶことができるかもしれません。
嫌な予感を恐れるのではなく、そのように考えることで前向きな気持ちになれます。
2.自然の中で過ごす
自然の中で過ごすことは、心身をリラックスさせ、ストレスを緩和させる効果があります。
森林浴や散歩をすることで、頭の中をリフレッシュさせ、嫌な予感を忘れることができます。
3.メモを取る
嫌な予感がしたとき、その予感が何であるかをメモにしておくことで、頭から取り除けます。
また、そのメモを見ることで、その予感がどの程度的中するかを確認することができます。
手帳などにサッとメモして後で見返してみるといいかもしれませんね。
4.マンダラアートを描く
マンダラアートは心をリラックスさせ、ストレスを緩和させる効果があります。
複雑に見えますが、シンプルな形状から始めることができます。
また絵が苦手な方でも、塗り絵もあるので無心で色を塗っていくことで心が落ち着きます。
精神科医で心理学者のカール・ユングも実際に患者の治療でマンダラアートを取り入れていました。
実際にユング自身もマンダラを描き効果を実感していたそうです。
5.アロマを使う
アロマの香りを使うことで、リラックス効果やストレス緩和に効果的です。
例えば、ラベンダーはストレス緩和や自律神経を整えてくれる効果があります。
ゼラニウムは不安やイライラを鎮める効果、カモミールは心を穏やかにしてストレスや緊張をほぐしてくれる効果があります。
たくさんのアロマの中から、自分が好きな香りを選ぶことでより効果的なリラックス効果を得ることができます。
6.ヨガをする
ヨガは、体を柔らかくするだけではなく、心もリラックスさせる効果があります。
嫌な予感がするときは、簡単なポーズから始め、自分自身がリラックスすることで嫌な予感から解放されることができます。
7.正しい呼吸法を行う
普段から正しい呼吸法を心がけることで、ストレスを緩和することができます。
嫌な予感がするときは、ゆっくりと深呼吸を行い、リラックスした気持ちになりましょう。
まとめ
不安を感じやすいということは、それだけリスクに敏感だということです。
不安な気持ちになった時の認知の仕方を整えることができれば、的確なリスクマネジメントができるようになります。
日ごろから、嫌な予感がしたときのルーティーンを自分で決めておくと不安な気持ちになった時に役立ちます。
今回の記事がみなさんの参考になったら嬉しいです。
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